最強の餌!?葛の葉採集レポpart.2

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こんにちは虫好き公務員です(>_<)今回は前回採集した葛の葉を使って、ダンゴムシたちがもりもり食べる餌を手作りしてみました。

実際のつくり方、材料、反応、すべてお届けしたいと思います。が、最初にちょっとだけ謝らせてください。今回作業に没頭しすぎて、写真をほとんど撮っておりません<(_ _)>文章だけの説明でご容赦ください。

それでは早速スタートでーす!

前回の記事はこちらhttps://mushidango.com/%e6%9c%80%e5%bc%b7%e3%81%ae%e3%82%a8%e3%82%b5%ef%bc%81%ef%bc%9f%e8%91%9b%e3%81%ae%e8%91%89%e6%8e%a1%e9%9b%86%e3%83%ac%e3%83%9d/

用意するもの

  • 葛の葉(※最重要)
  • カルシウム剤(爬虫類用のやつを使いました)
  • 熱帯魚の餌
  • すり鉢(100均)
  • ミキサー
  • 保存用のジャム瓶(事前に消毒)
  • 電子レンジ

以上のものがあれば、あとは時間と根気以外は必要ありません!

STEP.1 葛の葉を洗う

まずはとってきた葛の葉を洗います。そのまま乾燥の作業に入っても問題なさそうに思えますが、葉の隙間に何か虫などが潜んでいることもあります(ちなみに僕はムカデがはいっていました!)。一応、洗っておくのが安心です👍

僕は道具がなかったので風呂場で一枚一枚洗ったのですが、さすがに面倒過ぎました…。できれば、大きめの容器などを用意して一気に洗った方が圧倒的に楽だと思います。

それから、洗うついでに葉についている余分な茎はとっておくようにしましょう!茎はダンゴムシたちもあまり食べないし、粉砕しても案外残るんですよねぇ( 一一)

STEP.2-1 葛の葉を乾燥させる      水気とり

次は葛の葉を乾燥させていきます。今回は僕が実際にやった方法を紹介しますが、ぶっちゃけかなり効率悪かったと思います…。STEP.2の作業だけで3時間ぐらいかかったんじゃないかな(; ・`д・´)ここは改善の余地がありまくりです。(何か案がある人はすぐに教えてほしいです)

まずは、先ほど洗った葛の葉の水気を丁寧に拭き取るところから。ここは適当にせず、きちんと水気をとりきった方がいいと思います。僕はキッチンペーパーで一枚一枚ふき取りました。心を無にすることがコツです…

次にいよいよ電子レンジを使って乾燥させていきます。

STEP.2-2 電子レンジで乾燥

キッチンペーパーを敷いて、重ならないように葛の葉を並べます。その上にキッチンペーパーをさらにかぶせて、サンドイッチのように挟むイメージです。
そしてそのまま700w4分でチン!
…と行きたいところですが、ここで注意点

連続で何度もレンチンすると、電子レンジがありえないぐらい熱くなってしまうので、時々休憩しながらやるようにしてください。また、おうちにある電子レンジによって葉の入る数も変わってくるので、最初は2分ぐらいからスタートして様子を見るのがおすすめ。徐々に時間を増やしていくという風にやっていっていきましょう。火災にはくれぐれも注意

乾燥がしっかりできていると、軽く握っただけでパリっと崩れるくらいになります。この状態がベスト!

ちなみに電子レンジの待ち時間が結構あるので、その間にSTEP.3を進めるのが効率的ですよ✨

これぐらいの乾燥加減で十分です!

STEP.3 葛の葉を粉砕する

電子レンジで乾燥させた葛の葉を、まずは手で握りつぶしてボウルに移します。ある程度細かくなるまで手で粉砕したら、ミキサーに移してさらに細かくしていきましょう。

茎以外は、ほとんど原型をとどめないくらい細かくなったらついに完成です!保存用の瓶に移しておきましょう。

結構細かくなります。
瓶に詰めた様子です。

このままダンゴムシにあげてもすぐに食いつくんですが、どうせならもっとレベルアップさせて『最強の餌』に進化させたくなりますよね?

ということでSTEP.4へGO!!!

STEP.4 熱帯魚の餌を粉砕する

ここのステップは簡単です。熱帯魚の餌をすり鉢で粉砕するだけです。ミキサーでもいいんですが、「今後も食品で使うかも…」と思ってちょっと止めました。ただ気にしない方はミキサーで全然OK。

え?葛の葉はいいのかって? ………洗っとるし平気平気(^_-)-☆

STEP.5 配合する

さあいよいよ材料がすべて出そろいました。乾燥し粉砕した葛の葉、熱帯魚の餌、そしてカルシウム剤。これらを絶妙なバランスで配合していきます。
…とはいっても、大体で大丈夫です(^^)/

僕の場合は、どの割合が一番食いつきが良いかを調べるために、以下の3パターンを試しました。

  • 葛:餌:Ca = 8 : 1 : 1
  • 葛:餌:Ca = 7 : 2 : 1
  • 葛:餌:Ca = 5 : 3 : 2

結果としては、どれも大差なし。しいて言えば、②の7:2:1が一番減りが早かったかな?という印象です。
ということで、僕のおすすめは②の割合!

割合も決まったら、瓶に詰めて保存します。完全に乾かしているのでおそらく長期保存も可能だと思います。ちなみに僕は瓶の中に乾燥材も一緒に入れて保存していますが、2週間ぐらいたった現在も全くカビ等は発生していません。乾燥材は100均にも売ってるので一応購入をお勧めします。

これでついに『最強の餌』完成です!!!

完成品です。上のマスキングテープに割合を書いています。

いやぁ実際にやってみたら結構時間かかったんですけどねぇ。文章にしてみたら意外とやってること少ないな…って感じました( ゚Д゚)

今回は十分な量が出来たのでしばらくは作らなくて済みそうです。でも次に作るときには今回の反省点を活かしてもっと効率化したいと思います。その時はまた記事にしてシェアする予定です!

ダンゴムシに実際にあげてみた

作った餌を入れてから5分後の様子がこちらの写真です。すでに割と集まってきていますね。やっぱり匂いとかが他の餌とは違うんでしょうか?

近くの葛の葉本体には目もくれなかったです。

そしてさらに25分後には…完食!!いやぁすごい人気っぷり。名残惜しそうにちょっとだけ残ってる粒まで食べようとしています。こんだけ食べてくれたら、作った甲斐があるってもんですね(^^♪

ここまで読んでいただきありがとうございます。今回は最強の餌ということで、ダンゴムシの嗜好性、栄養バランスともに優秀な自作餌を目指して作ってみました。ちょっと手間はかかりますが、実験感覚で楽しみながら作れるのも魅力です。そして何よりダンゴムシのためになると思えば苦ではありませんよね(^_-)-☆皆さんもぜひ時間がある時に葛の葉を採ってオリジナルフードを作ってみてください!
ではまた~(‘◇’)ゞ

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